新しい住まいのあり方を提案する展覧会「HOUSE VISION 2016 TOKYO EXHIBITION」の会場において、積極的に「奈良の木」をPRするべく、隈研吾氏、古谷誠章氏、荒井知事の3人によるトークセッションと早稲田大学生による吉野材を活かしたデザイン案の研究発表を行いました。
●日 時:平成28年8月10日(水)13時30分~16時20分
●会 場:「HOUSE VISION 2016 TOKYO EXHIBITION」メインテント内(東京お台場・青海駅前)
●来場者:約200名
【当日の様子】
はじめに、奈良県奈良の木ブランド課職員より、奈良の木の特長や魅力について説明を行った後、隈研吾氏(建築家・東京大学教授)及び古谷誠章氏(建築家・早稲田大学教授)より、それぞれの建築事例の紹介を行っていただきました。
○会場内の様子。大変多くの方々にお越しいただきました。

○隈研吾氏による事例紹介

○古谷誠章氏による事例紹介

次に、隈研吾氏×古谷誠章氏×荒井正吾奈良県知事によるトークセッションを開催。『次世代に伝えたい木の活かし方』をテーマに、未来に向けた木の活かし方について様々な意見が交わされました。

早稲田大学生による研究発表では、学生から、家庭での日常生活、休憩スペースなどの公共空間における吉野材を使った新しい木質空間デザインについて5つの案を発表していただくとともに、古谷氏による総括、隈氏、荒井知事よる講評をいただきました。

また、会場内に5つの案のうち、実際に制作したキットを展示しました。
参加者からは、大変参考になった、新しい木の可能性を感じることができた等といった意見が聞かれました。