ウシです。
人間で言う中指と薬指が変化した2つに割れたヒヅメが特徴で、
この形のヒヅメを持つ動物を偶蹄目またはウシ目と言います。
ブタ・ラクダ・キリン・ヤギ・ヒツジなどが偶蹄目で
有蹄動物全体の90%を占めます。
ブタです。
ベトナム南部のソクチャンにあるお寺では
5本指のブタが神の使いだとして
大切に飼育されているそうです。
ヤギです。
切り立った崖でも生活できるヤギは
2つのヒヅメの間を大きく開き
木や岩場に引っかけやすくなっています。
ヒツジです。
ウマです。
人間で言う中指が変化した1つのヒヅメが特徴で
この形のヒヅメを持つ動物を奇蹄目またはウマ目と言います。
現在、奇蹄目にはウマ・シマウマ・ロバの仲間しかいません。
ウサギです。

ほとんどのウサギには肉球がなく
足は毛でおおわれています。
ちなみにウサギの足はアメリカなどで
幸運のお守りとして用いられているようです。
鶏(写真上段)と烏骨鶏(写真下段)です。
鶏を含め一般的な鳥類の足の指は4本だが、
烏骨鶏だけは前向きに3本+後ろ向きに2本の5本以上あります。
今回は少し小難しい話になってしまいましたが
動物たちの足の裏はいかがだったでしょうか?
普段なかなか注目して見ることのない部分をじっくり観察すると
思いがけない発見があったりしてとても面白いです。
皆さんも身近な動物からいろんな発見をしてみてはいかがですか???