環境省では、毎年、自然公園指導員として長年にわたり任務を行い、その功績が特に顕著である者について自然環境局長が表彰を行っています。今年度、本県から推薦した下記の3名の受賞が決定し、水循環・森林・景観環境部長から表彰状と功労記章の伝達式を執り行いました。
○被表彰者
辻本 龍也 氏
中野 泰孝 氏
古川 明緒 氏（ご欠席）
○功績
辻本 龍也 氏（県委嘱）
県立月ヶ瀬神野山県立自然公園において、19年間にわたり活動されています。
公園内の遊歩道において草刈りや倒木の除去・水路の清掃等の保全活動に従事されており、
ボランティアの指導にも積極的に関わっておられます。
中野 泰孝 氏（環境省・県委嘱）
県立吉野川津風呂自然公園・吉野熊野国立公園で13年間にわたり活動されています。
「吉野宮滝野外学校」が実施した川遊びや沢登りなどの里山自然体験事業や
家族とのふれあいを深めるキャンプ事業等に同行し、
自然公園の適正な利用助言指導や自然解説を行っておられます。
古川 明緒 氏（環境省・県委嘱）
吉野熊野国立公園（吉野山地区）を中心に15年間にわたり活動されています。
歩道・登山道を巡回し、公園利用者へのマナー指導や遊歩道の情報提供、清掃活動を行っていただいています。
自然公園指導員について
自然公園指導員は自然公園の保護とその適正な利用の推進のために環境省又は県により委嘱をされた方々です。
主な活動は、公園利用者に対して公園利用の際の遵守事項、マナー、事故防止等の必要な助言及び指導を行うとともに、公園施設の損傷など、公園の保護等に必要な情報の収集及び提供を行っていただいています。
令和5年4月1日現在、奈良県内において36名の自然公園指導員が活動されています。
