條ウル神古墳 じょううるがみこふん
記入年月日 2022/06/29
- 所在地
- 御所市大字條地内
- 区分
- 遺跡 | 古墳
- 指定内容
- 国指定史跡
※各歴史文化資源へのご訪問の際は公開日・公開時間・料金等を別途ご確認ください。
- 歴史文化資源の概要
- 巨勢山丘陵から北に延びる丘尾を切断して築造された墳長約60mの前方後円墳で、前方部は南面しています。6世紀後葉の築造で最終末の前方後円墳です。後円部の横穴式石室は石舞台古墳に比肩する最大級の規模で、二上山白色凝灰岩製の家形石棺も最大級です。石室は未調査ですが、一部知られる状況からすると、遺物の残存状態は良好と見られ、国宝・重要文化財級の遺物の出土が確実視されています。
また、試掘調査により前方部にも埋葬主体があることが知られました。
- 地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由
- 規模、内容共に市にとって最も重要な遺跡の一つです。
- 「記紀・万葉集」との関連とその概要
- 被葬者は巨勢氏の盟主。被葬者の候補として複数の人物が知られるので特定はできません。
- 当資源と関連する歴史上の人物とその概要
- 巨勢氏
- 当資源と関連する文献史料
- 古事記、日本書紀
- 他地域の関連する歴史文化資源
- 新宮山古墳、樋野権現堂古墳、水泥北古墳、水泥南古墳、、條池南古墳(巨勢山640号墳)、市尾墓山古墳、市尾宮塚古墳
- 問い合わせ先
- 御所市教育委員会事務局文化財課
- 電話番号
- 0745-60-1608
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