歴史文化資源の概要

高取城にあったいずれかの角櫓のものと伝えられ、明治初年の廃城後、櫓ごと明日香村に移された後、田原本町の多地区の公民館として使用されていました。その後、公民館の建て替えに伴い、鯱瓦のみを譲り受けました。

地域にとって大切な歴史文化資源である、その理由

元来は、高取城の櫓において使用されていたものであり、また、一方の鯱瓦には『元禄八年』（1695年）の年号が刻まれており、貴重な史料であると考えられます。