ハウス柿に関する研究

 カキのハウス栽培は、奈良県でさかんに行われており、
その生産量は全国の約70%を占めています。
栽培されている品種は「刀根早生(とねわせ)」という渋柿で、
7月上旬から9月中旬に販売されています。
   


 
カキのハウス栽培の様子

カキのハウス栽培で
無駄のない暖房設定を実現する研究

 カキのハウス栽培は12月下旬から暖房を始めますが、その時期や温度は経験と勘に頼っていました。
 そこで、カキの生育を予測し、暖房をコントロールする省エネ温度管理法を開発し、最大で約50%の燃料節減を実現しました。現在、現地ハウスに記録式温度計を設置し、その普及が進められています。

   (写真はハウス栽培の様子)



 
ハウス早秋

夏に食べられる
脱渋不要な完全甘ガキ
「早秋」の栽培

 ハウス柿の主力品種「刀根早生」は渋柿のため、脱渋作業が必須です。
 そこで、色付きが良く、味も良い早生甘柿の新品種「早秋」のハウス栽培を試みたところ、大玉、高糖度の果実が「刀根早生」と同時期に収穫できる事がわかりました。
 更に研究を進め、安定生産のための栽培管理方法を確立しました。

                 (写真は「早秋」)