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「古事記のまつり」開催

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▲西大和保育園のみなさんによる朗唱

 奈良県が取り組んでいる「記紀・万葉プロジェクト」のシンボルイベントとして、1月24日、「古事記のまつり」と題し、『古事記』の一節を自由なスタイルで朗唱する「古事記朗唱大会」と、『古事記』の名場面を紹介したかるたを使った「こども古事記かるた大会」が県新公会堂(奈良市)で開かれました。
 「古事記朗唱大会」では、荒井正吾奈良県知事が「古事記は、読むより耳で聞いた方がわかりやすい。各出演者の衣装やパフォーマンスを見て、耳や目で楽しんでいただきたい」と挨拶した後、多(おお)神社宮司の多忠記(おおただふみ)さんによるオープニング朗唱で、大会が始まりました。
 大会では、県内外から26組が参加し、音楽や寸劇などそれぞれに趣向を凝らしたパフォーマンスで『古事記』を表現しました。
 ゲストに落語家の春風亭小朝さんが駆けつけ、「稲羽(いなば)の素兎(しろうさぎ)」の部分を力強く朗唱し、会場を沸かせました。
 最後に、賣太(めた)神社宮司の藤本保文さんと賣太神社古事記輪読会、会場の皆さんで、フィナーレ朗唱を行い、「古事記朗唱大会」を締めくくりました。
 そして、今回初開催となる「こども古事記かるた大会」では、県内外44人の小学生が出場し元気な声を出して、一生懸命手を伸ばし、札を取り合っていました。
 低学年の部で優勝した河合第二小学校2年岩城美羽(いわきうるは)さんは「たくさんかるたを取ることができ、楽しかったです。また来年も出たいです」と喜びを語ってくれました。


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▲フィナーレ朗唱のようす
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▲こども古事記かるた大会のようす
問 県ならの魅力創造課 
tel 0742-27-8975 
fax 0742-27-7744



「古代歴史文化賞」
記念シンポジウム開催
 1月31日、日本教育会館一ツ橋ホール(東京都)で、「古代歴史文化賞」記念シンポジウムが開かれました。「古代歴史文化賞」は、古代歴史文化の魅力を多くの人にわかりやすく伝える書籍を表彰することで、歴史文化への関心を高めることを目的として2013年に創設されたものです。
 はじめに、大阪大学大学院文学研究科准教授の市大樹(いちひろき)さんによる「木簡からみる文化交流~国の成り立ち、文字の成り立ち~」と題した記念講演が、続いて、作曲家の千住明(せんじゅあきら)さんらによる記念演奏が行われました。
 また、「いま、古代のこころが輝くとき~古代歴史文化を未来に活かす~」と題した古代史ゆかりの知事サミットでは、コーディネーターに県立橿原考古学研究所の菅谷文則所長を迎え、荒井知事が「現代のグローバル社会における『日本の立ち位置』を考える際、わが国が初めて海外の文化と直面した古代について深く探究することが大いに役立つ」と語るなど、参加した奈良、島根、三重、和歌山、宮崎の各県知事が、古代歴史文化に寄せる熱い思いを語り合いました。
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▲左から荒井知事、島根県溝口知事、三重県鈴木知事、和歌山県仁坂知事、宮崎県河野知事
問 県ならの魅力創造課
tel 0742-27-8975
fax 0742-27-7744 


大相撲1月場所 
優勝力士へ「奈良県知事賞」贈呈
 1月25日、東京両国国技館での大相撲1月場所千秋楽において、幕内最高優勝力士横綱白鵬関の栄誉を称え「奈良県知事賞」が贈呈されました。
 「日本書紀」には、現在の相撲神社(桜井市)で、野見宿禰(のみのすくね)と當麻蹶速(たいまのけはや)が初の天覧相撲を行ったと記されており、「相撲発祥の地・奈良」を全国に向けて発信しました。
 優勝トロフィーは、旧国立競技場メインスタンドにあった勝利・力を表す「野見宿禰」のモザイク壁画をもとにした「ブロンズ像」と、奈良の伝統工芸「奈良漆器」の技法を用い、螺鈿細工(らでんざいく)で装飾した「台座」を組み合わせたものです。
 また、副賞として手を土につけず縁起が良いとされる大和肉鶏や大和野菜などをふんだんに盛り込んだ「ちゃんこ大和づくし」300人前などを贈呈し、県産品のPRも行いました。
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▲横綱白鵬関に表彰状を読み上げる知事 写真提供:(公財)日本相撲協会
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▲優勝トロフィー
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▲副賞「ちゃんこ大和づくし」
問 県スポーツ振興課
tel 0742-27-9863
fax 0742-23-7105 
問 県マーケティング課
tel 0742-27-7401
fax 0742-26-6211


奈良県防災講演会
 1月18日、大規模災害時における自衛隊の活動紹介を通じて自衛隊をより身近に感じてもらう「奈良県防災講演会」が、かしはら万葉ホールで開かれ、約450人が参加しました。
 荒井知事が、「奈良県は全国で唯一陸上自衛隊の駐屯地がない県であり、ヘリポートを併設した駐屯地の五條市への誘致を要望しているところです。今回の講演で自衛隊への理解を深めて頂けたら幸いです」と開会の挨拶をした後、陸上自衛隊第3音楽隊による音楽演奏が行われました。
 その後、近畿2府4県の防衛・警備、災害派遣を担当する部隊の指揮官である陸上自衛隊第3師団長で陸将の小林茂さんが「東日本大震災等における自衛隊の活動」と題して、東日本大震災での自衛隊の活動の概要に加えて、南海トラフ巨大地震に対する自衛隊の備えについて講演されました。
 続いて、元陸上自衛隊北部方面総監で帝京大学教授の志方俊之さんが「大丈夫か、わが国の危機管理~大規模災害に備えて~」と題し、災害時の危機管理のあり方のほか、「奈良県は南海トラフ巨大地震では、県内の被害への対応に加え、津波被害を受けると予想される紀伊半島沿岸部を助ける役割が求められ、陸上自衛隊のヘリポートを併設した災害拠点は重要である」と話されました。
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▲小林さんの講演のようす
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▲陸上自衛隊第3音楽隊による音楽演奏
問 県防災統括室
tel 0742-27-8425
fax 0742-23-9244


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