5月1日から11日まで、本館は臨時休館となりました。
ご来館を楽しみにされていたみなさまには大変申し訳ないことですが、時局に鑑み、公立の文化施設としてはやむを得ない処置とご容赦ください。
12日以降の再開を期して、館員一同、万端の準備をしてまいりますので、しばらくは「学芸員の部屋」や本館ツィッターなどで随時発信しています記事をお楽しみください。
4月30日(木曜日)14時から東大寺金鐘ホールにて、私の前職の東京藝術大学大学院文化財保存学彫刻研究室が2020年度に制作し、3月に奉納した「三月堂執金剛神立像完全復元模刻像」のマスコミ説明会が行われました。20人ほどのマスコミ関係者を前に、同像を博士研究として制作した重松優志をはじめ、彩色担当の飯沼春子、デジタル技術担当の山田修(現・奈良県立大学特任教授)がそれぞれの分野の説明をして、質疑応答を行いました。
私は、狹川普文別当の身にあまるご挨拶を聴きながら、東大寺さまとの長いお付き合いに思いを馳せ、またすぐ近くの美術館に勤務することになったご縁に感慨一入でした。
コロナ騒動が収束したら、山内で一般公開される予定です。
以下は、NHK奈良と奈良テレビが報じて下さったニュース映像です。
→ NHK奈良
→ 奈良テレビ放送
2021年5月1日
館長 籔内佐斗司