電源開発(株)による熊野川流域の利水ダムにおける
洪水時の運用改善について
本日、電源開発(株)の池原ダムと風屋ダムでの台風接近時のダム操作の運用改善策が発表されました。
台風による大規模出水が予想される場合において、事前にダム水位を低下させダムの空き容量を確保するもので、出水期である6月15日から運用が開始されます。
電源開発(株)では、昨年の台風12号による熊野川流域での甚大な被害を重く受け止め、社会的責任の見地から、洪水時にこの操作を運用することにより洪水被害の軽減に努めるものです。
今後は、今回の運用の効果や課題を検証していくとのことです。
奈良県としましても、国、和歌山県、三重県とともに検討に加わり、利水ダムの治水運用を指導・助言してきたところであり、今回の運用改善により、今後の洪水被害が軽減されることを期待しています。
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ダム運用および情報伝達の改善について