奈良県では、県が管理する天理ダム(天理市長滝町他)において、ダム貯水池にたい積した土砂の除去工事を、平成25年1月下旬より平成25年5月末までの予定で行います。
天理ダムは、洪水調節や天理市上水道の水源として利用されており、治水や利水の機能を健全に保つために、貯水池の水を抜いて洪水調節放流施設付近にたい積した土砂を除去するものです。
工事により濁水の発生が予想されますが、ダム下流の布留川等への影響を極力少なくするよう対策を行います。
○ 天理ダムの概要
・所在地 左岸:奈良県天理市田町
右岸:奈良県天理市長滝町
・完 成 昭和53年11月
・形 式 重力式コンクリートダム
堤高 60.5m、堤頂長 210.0m
有効貯水容量 2,250千立方メートル
うち 治水容量 1,300千立方メートル
利水容量 950千立方メートル
○ 工事概要
・たい積土砂除去量 約 5,000立方メートル
・工事実施機関 奈良県奈良土木事務所