教育体制充実のための取り組み Faculty Development

ごあいさつ

奈良県立医科大学 総合医療学講座 教授 西尾健治 先生

未来ある総合診療医を育成するプログラム。
奈良という歴史あるこの場所から一緒に育みたい。

総合診療専門医が新専門医制度の基本領域に新たに加えられることとなりました。
総合診療専門医には、高齢者が増加する今、病気を治す医療から治し支える医療への転換を支え、人々が納得出来る医療を提供するものとしての期待は大きく、その幅広く対応する力により、活躍の場は無限に広がっています。
奈良県には、総合診療医養成プログラムを有する基幹施設が6施設ありますが、奈良県全体で総合診療専門医の理想的な形を模索して、その理想像に向けて育てていこうという、強い意志により一つにまとまっております。
どの研修施設に入られても、“研修の質”が担保できるように、指導医間でも情報交換し、切磋琢磨しながら、理想の総合診療専門医育成体制整備に取り組んでおります。奈良県内の専攻医同士が、情報を交換し、皆で一緒に前に進めるよう、毎月、研修会や講演会、ポートフォリオ発表会などを企画しております。
奈良には、所属施設を超えて総合診療医関係者と意見を言い合える場があり、そして、些細なことでも親身になって相談に乗ってくれる熱心な指導医がいます。
しっかりとした医学的知識を持ち、すっと患者さんの傍らに佇み、満足感をもっていただけるような医療を提供できる総合診療専門医を、奈良県でめざしてみませんか?
ぜひ、一緒に、理想の総合診療医をめざして、共に一歩一歩進んでいきましょう。

取り組み一覧

  • 1プログラム連絡委員会
  • 2教育・研修
    • ① 近畿ブロックポートフォリオ発表会(年1回)
    • ② 近畿ブロックポートフォリオ発表会予行会(年1回)
    • ③ レジデントデイ(専攻医向け勉強会、年2回)
    • ④ プライマリ・ケア連合学会奈良地方会の企画、運営(年1回)
    • ⑤ プライマリ・ケア連合学会 学会学術大会、近畿地方会への参加(各年1回)
    • ⑥ 総合診療研究会(年1回)
  • 3交流
    • ① 万葉衆(ざっくばらんな多職種交流の場、年1回)
    • ② 専攻医のつどい(交流会、年1回)
    • ③ サイトビジット(他施設への訪問、年1回)
  • 4ファカルティ・ディベロップメント(教育体制充実のための取り組み)

1プログラム連絡委員会

奈良県総合診療医ブランディング戦略会議開催

ハイズ株式会社の裴英洙先生(医師、医学博士、経営学修士、奈良県葛城市出身)をお呼びして奈良県総合診療医のブランディング戦略に関する講演会と各施設の代表が参加して活発なディスカッションが行われました。

奈良県総合診療医ブランディング戦略会議開催

2教育・研修

佐藤健太先生 講演会 2017年9月22日(金)開催

 書籍『「型」が身につくカルテの書き方』で御高名な佐藤健太先生を北海道からお招きし、「地域に根ざした病院で働く総合診療医の、深い専門性、充実したやりがい、10年かけて極める方法」と題して総合診療の魅力についてご講演いただきました。
 非常に分かりやすく、楽しくお伝えいただき、90分があっという間に過ぎました。
 特に慢性臓器障害の考え方や四次医療の考え方は、我々の明日からの診療に直ちに活きる内容でしたし、総合診療医が陥りやすいアイデンティティクライシスへの処方箋にもなると感じました。
 ものごとの見方をガラッと変えていただけるお話しはなかなかなく、大変貴重な時間でした。
 教えて頂いたことを取り入れながら、奈良県の総合診療をさらに発展させていきたいと思います。


 

「総合診療領域における内科研修と米国ホスピタリスト」2017年7月22日(土)開催

天理よろづ相談所病院において、米国ホスピタリストDr. Edmond Derderyanから、米国においてホスピタリストが急速に広まった背景、「VALUE=Clinical Quality/COST」の各因子に貢献してきた実績、そしてNurse Practitionerらの協力した退院後の継続的ケアに到るまでの取り組みについても解説して頂きました。   総合内科の石丸裕康先生からは、急速な高齢化などの社会的要請から医師のキャリアパスの変化へのニーズ、内科・総合診療専門医の教育に対する総合内科の責務についてご教示頂きました。在宅センターの次橋幸男先生からは、病院医師に対する在宅研修の紹介が行われました。参加者からも活発な質問があり、日米の比較だけではなく、総合診療の今後を考える上でも貴重な情報共有、議論が行われました。

「吉野さくらカンファレンス」2017年4月14日(金)開催

平成29年4月14日、さくらで埋め尽くされた吉野で、300年の歴史を誇る“さこや”旅館において、第1回吉野さくらカンファレンスを奈良医大総合診療科主催で開きました。元英国家庭医療学会会長のRoger Neighbour先生、福島県立医大の葛西先生、三重大学の竹村先生という家庭医療で御高名な先生方をお招きして、奈良県で総合診療専門医後期研修プログラムを開く予定の施設の先生方、奈良医大総合医療学講座の医局員や初期研修医が集まり、本当に貴重な話を聴かせていただきました。  竹村先生には日本で機能する医療面接と題して、ご自身の研究データも交えて、医療面接についてのご講演を、葛西先生には、海外も視野に入れた福島県における家庭医・総合診療医の育成について、お話頂きました。奈良ではまだまだ取り組めていないことも多くあり、今後の奈良・関西での総合医育成に非常に勉強になる内容でした。  Roger先生には、1週間奈良に滞在していただき、美しいbeauty桜に満たされた日本の美しい1週間を過ごしていただきながら(ご案内した大阪城も、石舞台も、吉野山も満開でした)、奈良各地で沢山講演をしていただきました。最後を締めくくるさくらカンファレ ンスでは、「The beauty of general practice」と題して、いろんな人、場所や状況にはbeautyがあり、それを見つけていこうという姿勢が総合診療医には重要という内容で、総合診療医を自負する私たちにとっても感動的なものでした。  このような貴重な講演や交わりの場が、より理想的な総合診療医を奈良県一丸(all for Nara)となって育成していこうというvisionに向けての一歩になればと期待しております。    参加された皆様、どうもありがとうございました。

近畿ブロックポートフォリオ発表会(年1回) 2017年度開催予定

近畿ブロックポートフォリオ発表会予行会(年1回)2017年度開催予定

レジデントデイ(専攻医向け勉強会、年2回)2017年度開催予定

プライマリ・ケア連合学会奈良地方会の企画、運営(年1回)2017年度開催予定

プライマリ・ケア連合学会 学会学術大会、近畿地方会への参加(各年1回)2017年度開催予定

総合診療研究会(年1回)2017年度開催予定

3交流

万葉衆(年1回)

ざっくばらんな多職種交流の場

研修医×指導医×医学生×看護師×理学療法士×薬剤師×ケアマネジャー等

  • 万葉衆(年1回)
  • ざっくばらんな多職種交流の場

専攻医のつどい(交流会、年1回)2017年度開催予定

サイトビジット(他施設への訪問、年1回)2017年度開催予定

4ファカルティ・ディベロップメント(教育体制充実のための取り組み)

指導医研修会(年1回)

2017年1月27日(金)

高村昭輝先生(金沢医科大学医学教育学)をお招きして、総合診療専門医研修における評価方法についてご講演頂きました。その後、奈良県内における具体的評価方法について活発なディスカッションが行われました。

  • 指導医研修会(年1回)
  • 指導医研修会(年1回)
シカいの広い総合診療医は君だ!

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