開催中/これからの展覧会


2024年4月20日(土)~6月23日(日)

特別展   小川晴暘と飛鳥園 100年の旅


2024年7月13日(土)~8月25日(日)

特別陳列  日本の伝統文化を知る 江戸時代のきもの


2024年9月14日(土)~11月10日(日)

特別展  エドワード・ゴーリーを巡る旅―美しく怖くて愉快、現代を生きる大人のためのおとぎ話 


2025年1月18日(土)~3月9日(日)

特別展 近年の新収蔵品と、そして(仮)


 

*ギャラリー展示(1F・入場無料)  


 決まり次第発表します

 

《開催中の展覧会》

特別展   小川晴暘と飛鳥園 100年の旅
2024年4月20日(土)~6月23日(日)

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小川晴暘 左《新薬師寺金堂 十二神将・伐折羅大将像》右《東大寺法華堂 伝月光菩薩像》飛鳥園蔵 ©Askaen.inc


レンズを通して見つめ続けた、人々の祈り。その100年の歩み。

 奈良を中心に各地の仏像を撮った写真家・小川晴暘(おがわ・せいよう 1894-1960)。彼が創立した仏像撮影専門の写真館・「飛鳥園」は2022年に創立100年を迎えました。
 兵庫県姫路市に生まれた小川晴暘は、画家を志して上京しますが、奈良で仏像などの文化遺産に感銘を受けたのを機に写真に傾注するようになります。1922年、美術史家・書家・歌人として知られる會津八一の勧めで奈良に「飛鳥園」を創業し、奈良の仏像や寺院を中心に文化財・文化遺産の撮影に精力を傾けました。撮影だけでなく東洋美術の研究にも熱中し、奈良に居を移した志賀直哉や京都大学総長も務めた濱田青陵をはじめ、文化人・知識人との交流も深めました。さらに日本のみならず、中国の雲岡石窟、韓国の石窟庵、仏国寺、インドネシアのボロブドゥール遺跡、カンボジアのアンコール・ワットなど、アジアの文化遺産の調査・撮影も積極的に行いました。小川晴暘の写真は、常識を覆す大胆な発想と画才にも恵まれたことでも分かる美への強いこだわりと感性によって、仏像を主題に神秘的な写真空間を生み出すことに成功し、文化財の記録・資料という枠を超えて、仏像写真を芸術の域にまで昇華させた画期的なものでした。小川晴暘は1960年に逝去しますが、写真館飛鳥園の活動は小川光三、小川光太郎へと引き継がれ、その活動は現在も奈良の地で続いています。
 本展は、小川晴暘・光三親子の写真作品を中心に、文化財保護活動を支えると同時に仏像写真を芸術の域に高めた飛鳥園の活動を振り返ります。

 

特別展「小川晴暘と飛鳥園 100年の旅」作品リスト(pdf 471KB)




■展示構成
序章 飛鳥園 旅のはじまり
第1章 小川晴暘と飛鳥園
第2章 小川晴暘とアジアの仏教美術
第3章 小川晴暘から小川光三へ
第4章 飛鳥園100年の旅 志を継いで

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小川光三 左《東大寺法華堂 不空羂索観音像と天蓋》右《聖林寺 十一面観音像 左頭部側面》飛鳥園蔵 ©Askaen.inc

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●会期:2024年4月20日(土)~6月23日(日)
●開館時間:9時~17時(入館は16時30分まで)
●休館日:月曜日(ただし4月29日、5月6日は開館)、4日30日(火)、5月7日(火)
●観覧料:一般=1,200円、大・高生=1,000円、中・小生=800円 *その他詳細は美術館までお問い合わせください
●主催:奈良県立美術館、毎日新聞社
●特別協力:飛鳥園
●後援:奈良テレビ放送、奈良新聞社、西日本旅客鉄道株式会社、近畿日本鉄道株式会社、奈良交通株式会社、公益社団法人奈良市観光協会
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【会期中のイベント】 ※下記3イベントの参加には当日の観覧券が必要です。

◆トークセッション「飛鳥園カメラマン若松保広氏に聞く仏像撮影」

※本イベントの申し込みは2024年4月23日をもちまして終了いたしました。多数のご応募誠にありがとうございました。
講師:若松保広氏(カメラマン)
聞き手:当館学芸員 
日時:5月3日(金・祝)14時~(13時30分開場・約90分)
場所:当館1Fレクチャールーム(60席・事前申込制)

 

◆講演会「會津八一と小川晴暘」 
講師:湯淺健次郎氏(新潟市會津八一記念館 学芸員)
日時:6月16日(日)14時~(13時30分開場・約90分)
場所:当館1Fレクチャールーム(60席)
※事前申込制、応募者多数の場合、抽選制

 

 

◆当館学芸員によるギャラリートーク
日時:4月27日、5月18日、6月1日(いずれも土曜日)14時~  展示室にて