奈良県健康ステーションのオープンから3か月が経過いたしましたので、これまでの運営実績について、下記のとおりお知らせいたします。
記
1 奈良県健康ステーションの概要
(1)設置の経緯
・平成25年7月策定の「なら健康長寿基本計画」において、健康長寿に関する統一的な目標として、健康寿命
を平成34年度までに男女とも日本一の達成をめざすこととした。
・この目標達成に向けた取組の1つとして、誰でも、気軽に、健康づくりを開始し、実践できる拠点として、近
鉄百貨店橿原店6階に平成26年1月29日にオープン
(2)内 容
○健康チェックコーナーの設置
最新の健康機器(体組成計、血管年齢計、自動血圧計)で気軽に健康度を計測
○おでかけ健康法(※1)の紹介及び交流コーナーの設置
○活動量計(※2)2週間体験の実施
○おでかけ健康モニター(※3)の募集
○健康サポーターが常駐し、健康づくりをお手伝い
NPO法人橿原健康スポーツクラブ(総合型地域スポーツクラブ)に運営委託
(※1)おでかけ健康法
・・・健康づくりに最適な「中強度」歩行を行うために、「中強度」歩行が実践できる「おでかけ」を
日常生活の中に積極的に取り入れる健康法
(※2)活動量計
・・・歩数に加えて「歩きの強度」も測定可能な機器
(※3)おでかけ健康モニター
・・・活動量計を携帯し、長期間にわたり健康づくりを実践するモニター
2 オープン後3か月間の状況(平成26年1月29日~4月30日)
(1)来場者数等(平成26年4月30日現在。詳細は別添のとおり)
・延べ10,591人、1日平均119人の方が来場しており、オープン後3か月が経過しても、なお1日当た
りの来場者数は安定して推移
・363人の方が活動量計2週間体験を実施(貸出し個数100個)
・活動量計2週間体験者のうち運動習慣のない方174人に対して、おでかけ健康法の継続的な実践を働きかけ
たところ、その約80%に当たる134人の方が新たにおでかけ健康モニターとして、おでかけ健康法を実践
中
(2)来場者等の主な感想
○来場者
・買い物に来ただけなのに健康についていろいろ話ができ、うれしい日になった。
・病院から歩くことを勧められているが、どれだけ、どう歩くのか、目安ができてうれしい。
・北部にも健康ステーションを設置してほしい。
○活動量計2週間体験者
・家の中を動いているだけでは中強度の運動にならないことがわかった。
・活動量計を持つと、動きたくなる。
○おでかけ健康モニター
・今まで家が中心だったが外出するようになった。
・どこに行くのにも自転車で行っていたが、歩いて行くようになった。
・短い空き時間を見つけて少しでも歩くことで、1日の目標を達成できるよう努めるようになった。
・2か月間実践したら、血圧の薬が半分になった。
3 今後の取組み
・王寺町内に県内2か所目の健康ステーションをオープン(平成26年9月予定)
・健康ステーションの充実を図るため、新たな健康機器を増設する。
・引き続き、おでかけ健康モニターの増加に努める(平成27年度までに1,000人を目標)。
・おでかけ健康法を実践することで、どの程度健康度合いが進んだか等を分析し、その結果を公表する。
別添.pdf(2014年5月13日 13時41分 更新 207KB)
(参考1)健康ステーションについて.pdf(2014年5月13日 13時57分 更新 559KB)
(参考2)「おでかけ健康法」について.pdf(2014年5月13日 13時57分 更新 409KB)