活かす 聖徳太子プロジェクト

聖徳太子ゆかりの市町村 高市郡 明日香村

聖徳太子生誕の地 『橘寺』

橘寺本堂
橘寺
小治田墨書土器
聖徳太子とのゆかり

明日香村にある橘寺は、聖徳太子生誕の地とされています。橘寺がある場所には、もともと欽明天皇の別宮が置かれており、そこを散策中の穴穂部間人皇女が厩戸で出産したのが聖徳太子(厩戸皇子)です。寺には村外からも多くの人々が訪れます。
また、雷丘東方遺跡(いかづちのおかとうほういせき)は、聖徳太子が推古天皇の摂政として政治を行った小墾田宮(おはりだのみや)の跡であるとする説が有力です。この遺跡は、日本遺産「日本国創成のとき~飛鳥を翔(かけ)た女性たち~」の構成遺産として、ホームページや各種パンフレットで紹介されています。

聖徳太子ゆかりの歴史文化資源

橘寺には、太子が経を説く様子をあらわした「木造聖徳太子坐像」や、太子の生誕から薨去までを描いた「絹本著色太子絵伝」があります。橘寺では毎年春と秋に聖倉殿特別公開を行っており、貴重な歴史文化資源を見ることができます。また、雷丘東方遺跡からは、推古天皇宮・小墾田宮を表すであろう「小治田」と書かれた墨書土器などが出土しています。