活かす 聖徳太子プロジェクト

聖徳太子ゆかりの市町村 宇陀市

聖徳太子が開基 『宗祐寺』

宗祐寺
佛隆寺
大願寺
聖徳太子とのゆかり

宇陀市と聖徳太子のゆかりとしては、3つの寺が挙げられます。
宗祐寺は、聖徳太子が「東夷降伏の功」を成就した功績により、毘沙門天を勧請し開基を許された寺であると伝えられています。
佛隆寺には「千年桜」として親しまれている桜の巨樹(天然記念物)がありますが、本尊の十一面観音像は聖徳太子の作であるとされています。
大願寺は、聖徳太子が蘇我馬子に建立させた寺です。太子の読経中に一筋の光が差し、それを追っていくと、一本松の下にいた老翁が「ここにお寺を建てなさい」と言い、あとに十一面観音像が残された、という言い伝えがあります。

聖徳太子ゆかりの歴史文化資源

宗祐寺の参道入口には「聖徳皇太子殺生戒御舊跡」と書かれた石柱があり、太子が仏の五心の一つである不殺生を説いていたことがうかがえます。また、前述のように、佛隆寺の本尊である十一面観音像は、聖徳太子の作であるとされています。