農業研究開発センター 季節の風景
(令和7年3月17日更新)
イチゴの振動試験/本所 栽培・流通科
現在、アジア圏を中心に国産イチゴの輸出量が増加しており、県産イチゴも海外や首都圏へ出荷されています。イチゴは非常にデリケートで、これまで以上に長期間・長距離輸送に耐えられる品質保持技術が求められています。そこで、当センターでは振動試験機や硬度測定機を用いて果実の強度試験を行い、品質保持技術の確立に取り組んでいます。


(写真左から:振動試験機による輸送の再現試験、果肉の硬度測定)
ヒロズキンバエへの影響を調査/本所 環境科
イチゴの花粉媒介昆虫(交配昆虫)として、ヒロズキンバエが注目されています。イチゴに発生する害虫対策として殺虫剤が使用されることがあり、ヒロズキンバエに悪影響を与えることが想定されます。そこで、当センターでは各種殺虫剤のヒロズキンバエへの影響について試験を行っています。

