農業研究開発センター 季節の風景
(令和7年6月17日更新)
水稲の種まき/本所 栽培・流通科
当センターでは、奈良県の気候に適した水稲の品種を検索するため、奨励品種決定調査を行っています。1筆の水田に20種類以上の品種を植えるため、1品種ずつ手作業で苗箱に種をまきます。種を均等にまかないと欠株が発生するため、丁寧に作業を進めます。
(写真:水稲の奨励品種決定調査における種まき)
茶の病害虫現地調査/大和茶研究センター
大和茶研究センターでは、一番茶に特化した茶の有機栽培体系の確立に向け、現地で問題となっている病害虫の解明に取り組んでいます。茶の産地である山添村および奈良市月ヶ瀬地域の茶園を対象に、一番茶期に発生する病気や害虫の調査を行っています。
(写真:茶園における病害虫調査)
ヨモギの収穫/大和野菜研究センター
大和野菜研究センターでは、ヨモギ栽培技術の開発に取り組んでいます。5月19日、バリカン茶刈り機を用いてヨモギを収穫しました。機械後部の袋に茎葉が集められた後、袋を本体から取り外し、茎葉を一度にコンテナへ移すことで、収穫後の作業を効率的に行うことができます。
(写真:バリカン茶刈り機を用いたヨモギの収穫)