EXPOに「奈良を楽しむコーナー」を作った理由
学生メンバーの岸本です!
いよいよ「女子大学生ワーク&ライフEXPO」が週末の21日(土曜日)に開催されます。 今日はEXPO内のブースの一つである「奈良を楽しむコーナー」を紹介します!
「奈良を楽しむコーナー」を作ることを提案したのは私たち学生スタッフでした。なぜ「本格的な就活が始まる前に、将来について考えよう!」をコンセプトにしたEXPOに「奈良を楽しむコーナー」があるのだろう?と思われた方々に向けて、まずは提案した理由についてお話したいと思います。
みなさん、奈良について大仏や鹿以外でどれだけ知っていますか?奈良は国宝や重要文化財がたくさんあるけれどよく知らないという方や、奈良にどのような特産品があるのか紹介できないという方はたくさんおられると思います。私たち学生スタッフの中でも、旅行といえば県外や海外を訪れ、あらためて奈良を観光したり勉強したりする機会は少ない・・・という話が出ました。そこから、歴史的意義のある奈良という地で大学生活を送るのだから、奈良のことを良く知って愛着を持てる機会を作ることができれば・・・と思い「奈良を楽しむコーナー」を提案するに至りました。
またEXPO当日、記念講演をしていただく新潮社の中瀬ゆかりさんは事前インタビューで「これから奈良で過ごされる方は観てないところは全部巡って!」ということをおっしゃっていました。(詳しくは中瀬さんのインタビューをご覧ください!)実際にお仕事を始められてからそう感じるようになったそうです。
自分の住んでいる(住んでいた)地のことを語れるということは一種のコミュニケーションの素材になり、これからの人生に役立つと思います。またその地に愛着が持てるようにもなると思います。EXPOに参加するのを機に「奈良を楽しむコーナー」にも寄っていただいて奈良について改めて知ってもらいたいです。
奈良を楽しむコーナー企画「漢方を知る・楽しむ」
薬王製薬株式会社と奈良県薬務課にご協力をいただき、奈良にゆかりの深い「漢方」についての展示・体験を行います。
- 奈良の薬草木のスポット紹介
- 漢方プロジェクトや関連商品の紹介
- 生薬素材の素敵なにおい袋つくり体験
- 薬草茶の試飲
- ほか
(薬草:奈良蓮)
奈良県薬務課Facebookでも情報を発信しています。(https://www.facebook.com/nara.dru/)
古くは推古天皇の時代に大陸よりこの奈良の地に薬草が伝わったとされており、実は奈良は漢方にゆかりの深い地域なのです。
超高齢社会の到来を受け、増大する医療費削減の観点からも予防医学の意義が再認識されつつあり、「未病を治す」漢方が世界的に注目を集めています。
今後需要が見込まれるであろう漢方に関し、原料となる薬用作物の生産、漢方関連品の製造販売に関する既存の業振興もさることながら、関連する新たな商品・サービス等の創出も視野に入れ、県内の産業活性化を図るため奈良県では「漢方のメッカ推進プロジェクト」を推進しています。
奈良県漢方のメッカ推進プロジェクトの紹介
奈良県は漢方について、飛鳥・奈良時代にまで遡る文化的・歴史的厚みや、地場産業として配置薬業が発展してきた他府県にはない特徴があります。
今後、需要が見込まれる漢方に関し、こうした奈良県ならではの蓄積を活かし、原料となる薬用作物の生産、漢方関連品の製造販売に関する既存の業振興もさることながら、関連する新たな商品・サービス等の創出も視野に入れ、県内の産業活性化を図る事業を進めています。
漢方のメッカ推進プロジェクトHP
http://www.pref.nara.jp/kampo/