「いつ?何を?」これだけはおさえたい!就活の流れ

こんにちは。大学生メンバーの林田です。

「就活」というワードはよく耳にしますが、就活には具体的にどんな活動が含まれているのかわかりますか?


そもそも、就活とは??

自分が就職したい企業や職種を選び、説明会に行ったり、会社訪問をしたりし、最終的には履歴書を提出して試験を受け、内定を得るという一連の活動を「就活」というのです。

今のところは、日本経済団体連合会(以下、経団連)の「採用選考に関する指針(以下、指針)」によって企業がそれぞれの採用活動を解禁する時期が定められています。

2019年に就活をする2020年卒生(現大学3年生など)までは、
  • 3月1日 会社説明会などの広報解禁
  • 6月1日 面接や筆記試験などの選考活動解禁
  • 10月1日 正式内定解禁
となっています。

就活

ただ、この指針は経団連に加盟する企業に向けたものなので、加盟していない企業はこの日程よりも早く採用活動を始める場合もあります。外資系企業などがこれに当たります。また、経団連に加盟する企業であっても実際には3月ごろから採用試験を開始していることも多く、就活は全体的に前倒しの傾向にあるようです。




まずは準備を進めていこう!

業界・企業研究
就活を始める前に、自分が就きたい仕事を考えていく必要があります。初めは幅広くいろいろな業界を知りましょう。本やインターネットから多くの情報を集めるのが◎。

ここでも役立つのが就職情報サイトです。さまざまな分野の仕事がわかりやすくまとめられているだけでなく、自分の性格に合う職業を診断したりもできます。

興味がある分野がわかってきたら、企業研究を始めましょう。その業界にはどんな企業があり、それぞれの特色は何なのか。早いうちから調べておけば、インターンシップに参加するときの参考にもなります。



インターンシップに参加する
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本格的な就活が始まる前に経験しておくべきインターンシップ。いつ、どのタイミングで参加すればよいのでしょうか?

大学4回生で採用試験を受ける場合、3回生の夏休み、春休みを利用してインターンシップに参加するのが一般的です。期間については、短期では1~2日のものが多く、長くても2~3週間ほど。業界全体や会社の組織を知ることができます。大手企業が行っている場合も多いので、興味がある分野の中からいくつかに参加して比較してみるといいですね。

企業がそれぞれの日程で実施するので、参加したい企業がある場合はこまめにホームページをチェックしましょう。マイナビなどの就職情報サイトにもたくさんのプログラムが掲載されており、エントリーすることもできます。


インターンシップ以外にも、会社説明会が催されることもあるので要チェック。OB・OG訪問などでも「働いている人」に触れることができます。



履歴書・エントリーシート対策
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エントリーシートと履歴書の違い、わかっていますか?
どちらも採用試験にエントリーするときに提出を求められる書類です。履歴書にはその名の通り自分の経歴を書きます。基本的な個人情報のほか、学歴や持っている資格、志望動機などを書くのが一般的です。

エントリーシートは主に「人柄」や「ポテンシャル」を見てもらうためのもの。学生の長所、企業への熱意や知識などが問われます。よくある質問としては、
  • あなたの長所は何ですか?(または自己PR)
  • 学生時代に力を入れたことは何ですか?
  • この企業でどんなことをしてみたいですか?
  • 「新しい広告」を考えてください
などが挙げられます。

ほかにも、組織をまとめたり逆境を乗り越えたりした経験を聞かれたり、入社して10年後にどうなっていたいかなどの具体的なキャリアビジョンが求められることもあります。
どうですか?このような質問にきちんと答え、採用担当者によい印象を持ってもらうためには、相当な準備が必要であるとわかっていただけたと思います。まずは自分の魅力をアピールするための自己分析が必要です。きちんと企業研究をしたうえで採用試験に臨み、強い思いを伝えることも大切です。

また、うまく文章にするために、先輩や大学の就職担当課からアドバイスをもらいながら検討していかなければなりません。近年は、就活を行う年度の前年度(大学4年生で就活をするなら大学3年生の年度)の3月中にこれらの書類の〆切をもうける企業が増えています。スムーズに就活をスタートするためには早いうちからの念入りな準備が必須なのです。




いざ、採用試験へ!

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準備が整ったら就活本番です。経団連の指針では、3月解禁ということになっていて、合同説明会・企業説明会が始まります。その後、履歴書・エントリーシートを提出して、内定をもらえるまでたくさんの採用試験を受けるのです。

新卒者はおよそ30~50社もエントリーすると言われています。試験の形態はさまざまです。ウェブテストや筆記試験で性格や知識を見られたり、面接や集団討論で適性を測られたりします。学力テストのような試験がある場合も。自分が受ける企業の試験に合わせて、それぞれに対策が必要です。

面接については、本命を受ける前に5回以上経験しておくのが理想と言われます。特別な空気感に慣れたり、より伝わる言い方を考えて改善したりできるからです。準備を重ね、後悔のない就活にしたいですね。


みんな一斉の今の就活が変わる!?

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ここまで、経団連の指針に示された解禁日を基準に就活を考えてきました。ところが先日、経団連の中西会長が「指針を廃止すべき」という趣旨の発言をして話題になっています。発言の中では2020年に就活をする2021年卒生(現大学2年生など)からが対象になるとされていました。

実際にどうなるのかはまだわかりませんが、就活のルールがなくなると、企業の採用活動がさらに早まったり通年採用になることが予想されます。つまり、より早くから就職に向けた準備をしなければならないのです。また、一斉に就活をすることがなくなるため、その職種・企業に対する思いや自分の魅力をしっかり語れるようになり、自分から積極的にアプローチする必要が出てきそうです。



まとめ

いかがでしたか?就活を成功させるためには早め早めの準備が大切なのです。就活はまだ先だからと考えるのではなく、積極的に情報を集めていきましょう。1、2回生も参加できる説明会に行ってみたり、実際に働いている人に触れる機会を大切にして、自分の将来を考えて自分の将来を考えてみてください!


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