令和3年9月10日に奈良県主要農作物奨励品種審査会を開催し、小麦品種「はるみずき」を新たな奨励品種として採用しました。概要は下記のとおりです。
1 審査会の概要
(添付資料 議事録および審査会提出資料
((1)議事録(pdf 169KB)(2)審査資料(pdf 565KB)(3)要領(pdf 85KB)
(4)収穫物外観写真(pdf 562KB)(5)製パン適性写真(pdf 287KB))
1)開催日時 令和3年9月10日(金曜日)午前10時~11時
2)開催方法 ZOOMを用いたWEB開催
3)審査員の構成
国の出先機関職員(近畿農政局 地方参事官(奈良県担当))
学識経験者
生産者団体(奈良県農業協同組合)
奈良県米麦改良協会
小麦実需者代表
奈良県食と農の振興部(奈良県農業研究開発センター所長)
奈良県食と農の振興部(農業水産振興課長)
4)審議事項 小麦品種「はるみずき」の奈良県奨励品種採用について
5)審議結果 審査員全員一致で奨励品種として採用を決定
2 小麦品種「はるみずき」の概要
1)国立研究開発法人農研機構西日本農業研究センターにおいて育成(品種登録出願中)。
2)既存奨励品種「ふくはるか」に比べ、タンパク質含有率が高く、生地の弾性力が強い、パンに向く強力小麦品種。
3)草丈が短く栽培が容易、播種から収穫までの期間が短い早生品種。
4)暖かな春の風に吹かれて「みずき」(早春に枝を切ると水が滴り落ちる木)のように瑞々しく光る麦の穂に豊かな実りがもたらされることを願って命名された。
5.問い合わせ先
農業水産振興課 果樹農産係
担当:大谷、和田
電話:0742-27-7443(ダイヤルイン:内線3856)