農業研究開発センター

農業研究開発センターでは、5つの重点目標に研究資源を重点的に配分し、これらの重点目標に向けた具体的な研究課題を設定して、研究開発に取り組んでいます。

1. 新たな奈良県農業の取組を支える

2. 「奈良の食」の魅力を活かす

3. 新技術に取り組む特定農業振興ゾーンを支援する

4. 大規模産地の継続的な発展を支える

5. 将来の環境変化に対応する

新着情報

令和3年11月19日開催 地方創生フォーラムでの発表動画を掲載しました

令和3年11月19日(金曜日)、地方創生をテーマに、奈良県と縁の深い漢方に関する講演、県内自治体×企業の地域活性化の取組紹介、県立試験研究機関による研究成果の発表を行う「地方創生フォーラム~食と産業からの地方活性化~」が開催されました。
当センターからは、 果樹・薬草研究センター 小島研究員、育種科 小林研究員が講演を行いました。

【発表動画】

 農業研究開発センター 季節の風景

(令和6年9月19日更新)

稲架掛け(はさがけ)/本所 栽培・流通科

 センターでは、様々な水稲の品種を少しずつ栽培し、個別に収穫・乾燥・脱穀をしています。稲刈り後は、雨がかからないようにビニールハウスの中に稲木(いなぎ)を立てて、品種ごとに一坪分の稲を稲架掛け(はさがけ)し、自然乾燥を行っています。

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 (写真:稲架掛けの様子)

 

河川中の農薬調査/本所 環境科

 5~11月にかけて、河川中に流入している農薬濃度を調査しています。特に水稲(水田)で使用される農薬は、水路から河川へ流れ込むことがあり、定期的に河川の水を採取し、その濃度を測定しています。また、捕集剤で対象物質を吸着させるパッシブサンプラーを用いた新たな調査方法を導入しています。

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 (写真左から:河川水の採取、河川に設置したパッシブサンプラー

 

ハウス柿の収穫/果樹・薬草研究センター

 果樹・薬草研究センターでハウス柿の収穫が始まりました。ビニールハウスで冬から暖房を入れて育てることで、通常よりも早く柿を収穫できます。なお、奈良県はハウス柿の栽培面積が全国一位であり、センターでは様々な品種の試験栽培を行っています。

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 (写真左から:ハウス内の様子、収穫作業)