農業研究開発センター

農業研究開発センターでは、

1. 優良品種の育成(育種)

2. 加工商品の開発と加工技術の研究(加工)

3. 高品質に繋がる生産技術の開発(高品質)

4. 安定生産技術の開発(安定生産)

5. 省力化技術の開発(省力化)

6. 環境保全型農業技術の開発(環境保全)

7. 薬用作物の安定供給(漢方)

の7つの視点から、オンリーワンの研究開発を目指し、奈良ブランド力の強化を図っていきます。

新着情報

令和3年11月20日開催 農業研究開発センター公開デーの動画を掲載しました

令和3年11月20日(土曜日)、当センターの研究業務を知っていただくとともに、本県の食と農への関心を高める機会を設けることを目的に、公開デーを開催しました。主に大学生や高校生の学生の方を対象とするのは初めての取組でしたが、参加いただいた方からは、「当センターの研究内容への関心が深まった」等の意見があり、好評でした。

公開デー開催の様子は以下の動画よりご覧いただけます。

 公開デー動画

 農業研究開発センター 季節の風景

(令和6年3月21日更新)

成果発表会を開催/本所 研究企画推進課

 215日(木曜日)に農業研究開発センター成果発表会を開催し、74名が来場されました。当センターが取り組んできた直近5年間の研究成果について6課題発表し、参加者から、「様々な知見を得ることができた」、「内容や資料がわかりやすかった」などの声をいただきました。また、併せて研究成果に関するポスターについて7課題展示し、参加者と研究員の交流を図りました。

 happyou paneru

(写真左から:発表の様子、ポスター展示)

 

県育成イチゴ品種の課題解決/本所 育種科

 現在、県内で栽培されている県育成のイチゴ品種として、「アスカルビー」、「古都華」、「珠姫」、「奈乃華」および「ならあかり」があります。各品種で生育特性は異なり、栽培中の生理障害などの対策が必要となっています。生産現場で発生している「奈乃華」の新葉の展開が止まる心止まり株の発生防止と厳冬期に生育が緩慢になる草勢低下対策について、課題解決を図っています。

    

(写真左から:新葉が展開した正常株、心止まり株、試験圃場での草勢低下対策の調査)