農業研究開発センター

農業研究開発センターでは、5つの重点目標に研究資源を重点的に配分し、これらの重点目標に向けた具体的な研究課題を設定して、研究開発に取り組んでいます。

1. 新たな奈良県農業の取組を支える

2. 「奈良の食」の魅力を活かす

3. 新技術に取り組む特定農業振興ゾーンを支援する

4. 大規模産地の継続的な発展を支える

5. 将来の環境変化に対応する

新着情報

令和3年11月20日開催 農業研究開発センター公開デーの動画を掲載しました

令和3年11月20日(土曜日)、当センターの研究業務を知っていただくとともに、本県の食と農への関心を高める機会を設けることを目的に、公開デーを開催しました。主に大学生や高校生の学生の方を対象とするのは初めての取組でしたが、参加いただいた方からは、「当センターの研究内容への関心が深まった」等の意見があり、好評でした。

公開デー開催の様子は以下の動画よりご覧いただけます。

 公開デー動画

 農業研究開発センター 季節の風景

(令和7年6月17日更新)

水稲の種まき/本所 栽培・流通科

 当センターでは、奈良県の気候に適した水稲の品種を検索するため、奨励品種決定調査を行っています。1筆の水田に20種類以上の品種を植えるため、1品種ずつ手作業で苗箱に種をまきます。種を均等にまかないと欠株が発生するため、丁寧に作業を進めます。

 

 (写真:水稲の奨励品種決定調査における種まき)

茶の病害虫現地調査/大和茶研究センター

 大和茶研究センターでは、一番茶に特化した茶の有機栽培体系の確立に向け、現地で問題となっている病害虫の解明に取り組んでいます。茶の産地である山添村および奈良市月ヶ瀬地域の茶園を対象に、一番茶期に発生する病気や害虫の調査を行っています。

 

 (写真:茶園における病害虫調査)

ヨモギの収穫/大和野菜研究センター

 大和野菜研究センターでは、ヨモギ栽培技術の開発に取り組んでいます。5月19日、バリカン茶刈り機を用いてヨモギを収穫しました。機械後部の袋に茎葉が集められた後、袋を本体から取り外し、茎葉を一度にコンテナへ移すことで、収穫後の作業を効率的に行うことができます。

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 (写真:バリカン茶刈り機を用いたヨモギの収穫)