「ナガエツルノゲイトウ」とは
「ナガエツルノゲイトウ」は、河川、水路、水田などの水辺で生息する南米原産のヒユ科の多年草です。1989年に日本での定着が確認され、2005年に特定外来生物に指定されました。
本種は、繁殖力、再生力が強く、茎や根の小さな断片からも再生して増殖することができます。加えて、乾燥に強く、陸地でも生育するため、一度発生すると防除が困難です。水田で繁茂すると、作物や農機具に絡まることで、倒伏や作業性の低下を招き、収穫量の減少につながります。
県内の農地では、現在のところ「ナガエツルノゲイトウ」の発生情報はありませんが、関東以西での発生が相次いでいるため、注意が必要です。
「ナガエツルノゲイトウ」に関する情報については、下記リンクを参照ください。
・ナガエツルノゲイトウの見分け方について(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/nousin/kankyo/kankyo_hozen/gairai_soukihakken_nagaetsurunogeitou.html
・ナガエツルノゲイトウの駆除対策について(農林水産省ホームページ)
https://www.maff.go.jp/j/nousin/kankyo/kankyo_hozen/nagae.html