第13回定例会議(令和元年12月24日開催)

開催概要

議決事項

1

懲戒処分について <教職員課>

リンクのない議決事項は、非公開で審議されたものです。

その他報告事項

 
1

奈良商工会議所、奈良県立奈良朱雀高等学校及び奈良県教育委員会の連携協力に関する協定について(pdf 137KB)

<学校教育課>
2  第34回奈良県高等学校総合文化祭について(pdf 256KB) <学校教育課> 
3  第28回奈良県産業教育フェアについて(pdf 255KB) <学校教育課> 
4  全国産業教育フェアの開催について(pdf 148KB) <学校教育課> 
5  トップアスリートによる体育教室実施報告(pdf 260KB) <保健体育課> 
6  第53回奈良県小学校陸上競技記録会実施報告(pdf 250KB) <保健体育課> 
7  令和元年度第1回奈良県教育サミットについて(zip 2696KB)
<教育政策推進課> 
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令和元年度第13回(定例)教育委員会議事録(テキスト版)

概要


<開会>
 令和元年12月24日
16時00分

 

<閉会>
 令和元年12月24日
17時15分

 

<会議場所>
 教育委員室

 

<委員出欠>
 花山院弘匡(出席)
 佐藤進(出席)
 森本哲次(出席)
 高本恭子(出席)
 上野周真(出席)

 

議案及び議事内容

<議案>

議決事項1 懲戒処分について(可決)

<議事内容>

○吉田教育長 「出席者の点呼をとります。花山院委員、佐藤委員、森本委員、高本委員、上野委員おそろいですね。それでは、ただ今から、令和元年度第13回定例教育委員会を開催いたします。本日は委員全員出席で、委員会は成立しております。」

○吉田教育長 「議決事項1は、職員の懲戒処分に関する事案の審査であるため、当教育委員会においては非公開議案として審議すべきものと考えます。委員のみなさまにお諮りします。いかがでしょうか。」

(各委員一致で可決)

○吉田教育長 「委員の皆様の議決をいただきましたので、議決事項1については、非公開議案として審議することとします。」

○吉田教育長 「それでは、その他報告事項について、ご報告をお願いします。」

○大石学校教育課長 「『奈良商工会議所と奈良県立奈良朱雀高等学校及び奈良県教育委員会の連携協力に関する協定書(案)』について報告します。この協定は、奈良朱雀高等学校が、産業分野において、奈良商工会議所と連携した教育活動を行うことにより、地域社会に貢献する有為な人材を育成することを目的としております。具体的には、高校2年生の生徒が、奈良商工会議所加盟の企業や事業所において、インターンシップを実施することを想定しております。また、産業分野の学習のため、高校への出前授業をお願いすることなどを計画しているものです。
 なお、県立高等学校適正化実施計画に基づき、2021年度に開校する県立奈良商工高等学校におきましても、締結された協定内容を発展的に受け継ぎ、教育内容の更なる充実に生かしてまいりたいと考えております。
 協定書の内容につきましては、商工会議所、奈良朱雀高校と協議の上、作成をいたしました。締結の具体的な日程は現在調整中となっております。
 以上です。」

○大石学校教育課長 「引き続き、『第34回奈良県高等学校総合文化祭』について報告します。令和元年10月27日から11月17日に、奈良県高等学校文化連盟と奈良県教育委員会の主催で、第34回奈良県高等学校総合文化祭を開催しました。
 本総合文化祭は、大会テーマを『新しい時代の蕾 今伝統の風に乗って 開花せよ』とし、県内の高校生が17の部門に分かれ、地域の伝統文化を伝えつつ、若くしなやかな感性と生命力あふれる演奏や演技、競技、作品展示発表並びに交流を行いました。
 11月2日の土曜日に奈良県橿原文化会館で開催した総合発表では、森本委員にもご臨席いただきまして、主催者挨拶、吉田教育長の祝辞の後、17部門のデモンストレーションが行われました。最後は、吹奏楽部会と器楽部会の合同演奏にのせて、合唱部会はもちろん全部会の生徒が、来年度開催予定の近畿高等学校総合文化祭奈良大会のテーマソング『万葉の風に誘われて』の大合唱を行う、盛大なフィナーレで幕を閉じました。
 本総合文化祭を通して、改めて高校生の芸術文化活動のレベルの高さを実感させていただきました。来年度は、奈良県において、近畿高等学校総合文化祭が開催されます。今後も、高校生等による芸術文化活動の更なる充実に努めてまいりたいと考えております。
 以上です。」

○大石学校教育課長 「引き続き、『第28回奈良県産業教育フェア』について、報告します。
 職業に関する専門学科で学ぶ高校生と、産業に関わる教育活動を行っている特別支援学校の生徒や中学生が、日頃の学習成果を全県的な規模で発表する場として、令和元年11月9日にイオンモール橿原において、第28回奈良県産業教育フェアを開催しました。
 今回のテーマは、『新時代~広がれ「なら」の「夢」と「技術」』でした。職業に関する専門学科で学ぶ高校生が、将来のスペシャリストとして大きく成長し、世界で活躍する職業人を目指したい、という思いをこめたものであります。
 報告書にありますとおり、研究・体験発表、進路相談、販売実習、体験コーナーなど、多様なメニューを用意し、広いイオンモールの全館でイベントを開催しました。当日は天気にも恵まれ、屋外でのイベントも予定どおり実施することができました。どの展示ブースも盛況で、来場された方々にはとても楽しんでいただいていたように思っております。生徒のプレゼン力も年々高くなっており、対応も非常に丁寧で、来場者アンケートでは全体的に昨年度より高い評価をいただきました。先生方の日頃の指導の成果と生徒のみなさんの努力が現れていたように思いました。
 また同時に、30年の長きにわたり、本県の産業教育に対する教育活動や研究活動等に功労のある11名の先生方が、産業教育振興中央会から御下賜金記念産業教育功労者として表彰されました。
 これからも、奈良県産業教育フェアを通じて、多くの方々に本県の産業教育に対する理解と協力をしていただきながら、産業教育の充実に努めてまいりたいと考えております。
 以上です。」

○大石学校教育課長 「引き続き、『全国産業教育フェアの開催』について報告します。全国産業教育フェアは、文部科学省、関係団体等の連携・協力を得て、専門高校等の生徒の学習成果を総合的に発表する機会です。全国的な規模で開催することにより、全国の専門高校の生徒の学習意欲や産業界、一般の皆さんの専門高校の教育内容についての理解・関心を高めるとともに、新たな産業教育の在り方を探り、これからの時代に即した専門高校における産業教育の活性化を図り、その振興に資することを目的としています。
 現在、全国産業教育フェアは、17の都県で未開催となっており、本県もその1つです。今年度、未開催の都県に対しまして、文部科学省が開催を希望する年度の意向調査をしてまいりました。県や教育委員会の諸行事の実施を踏まえて、回答しましたところ、令和18年度で実施するように連絡がございましたので、報告いたします。
 以上です。」

○栢木保健体育課長 「『トップアスリートによる体育教室』について報告します。本県の子どもの体力向上をねらいとしておりますが、昨日、スポーツ庁が実施している令和元年度の体力運動能力、運動習慣等調査の結果が公表されました。詳しいことについては、来年の1月の定例教育委員会で報告させていただきますが、今年度の調査結果については、全国的に体力が昨年度より、下がっており、本県も同様に小・中学生、男女ともに体力合計点は下がっています。しかし、男子は小・中学校ともに全国平均を上回っており、順位で見ると小学校、中学校ともに23位となっています。女子についても、全国平均をわずかに下回りましたが順位で見ると、小学校が31位、中学校が25位となっており、本県の子どもの体力は全国平均レベルという結果になっています。11月16日及び17日の2日間、トップアスリートによる体育教室を開催しました。開催地である平群町、五條市の周辺の小学校を中心に参加を呼びかけ、申し込んだ166名の児童が運動に親しみました。教室の指導には、アトランタオリンピック体操日本代表で流通経済大学教授の田中光氏をお招きしました。最初は緊張した表情の児童でしたが、一緒に運動することですぐに打ち解けました。また、講師の先生の丁寧でわかりやすい指導もあり、楽しく取り組みながらスポーツの魅力に触れることができました。今後も引き続き、児童のスポーツに対する興味の喚起と、運動習慣の定着と体力向上につながる取組を推進してまいります。
 以上です。」

○栢木保健体育課長 「引き続き、『第53回奈良県小学生陸上競技記録会』について報告します。本事業も『トップアスリートによる体育教室』と同じく、本県の子どもの体力向上をねらいとしておりますが、11月9日に、県立橿原公苑陸上競技場で開催しました。この大会は、県内小学生に陸上運動に親しむ機会を提供し、体力の向上や生涯にわたって運動・スポーツに親しむ資質や能力を育成することを目的に、開催しています。当日は晴天にも恵まれ、72校1085人の子どもたちが、100m走、200m走、4×100mリレー、走り幅跳び、走り高跳びの種目に挑戦しました。公認の陸上競技場で、子どもたちが日頃の成果を思い切り発揮して、いきいきと躍動する姿を見ることができました。引き続き、陸上競技記録会の取組が拡充するよう機会を捉えて発信していくとともに、体力向上や運動の習慣化につながる取組を推進してまいります。
 以上です。」

○熊谷教育政策推進課長 「『第1回奈良県教育サミット』について報告します。11月22日に桜井市立図書館で開催されました。まず、『第2期教育振興大綱について』を地域振興部の谷垣次長より説明を行いました。次に、『ICT活用教育の推進について』及び『全国学力・学習状況調査の結果及び分析について』を教育長より説明を行いました。
 その後、アイランド形式で、『第2期奈良県教育振興大綱の策定に向けた検討・整理について』及び『ICTを活用した教育の推進について』を議題に、グループに分かれての協議が行われました。特に、第2期教育振興大綱策定に向けて、どのような人間を育てていくか等を中心に協議が進められました。
 各アイランドから出されました主な意見をご紹介します。
『自尊心を育むことや多様性の中で互いを認め合える力を大切にしたい。』
『社会の中で自立していく力や自ら未来を切り開いていく力、たくましい力を付けていきたい。』
 また、
『ふるさとについて自信をもって語れる、そんなアイデンティティを大切にしたい。』
『ふるさとを知ることが自尊心を育み、これから成長していく子どもたちが生きていくうえで基盤になる。』
といったご意見や、
『自尊心・利他心のある人、自分で考えられる人、知・徳・体の調和のとれた人を育てるためには、教員が子どもたちをしっかり認める必要がある。特に若い教員のサポート体制を整える必 要がある。』
『一人一台のパソコンをという国の流れの中で、奈良県を日本一のICT活用教育県にしたい。』
というようなご意見が出されました。
 この討議を受けて教育長からは、
『遠隔授業の実施も含めて、教育研究所に教育の情報化を中心となって進めていく部署を設置 し、教員のICT活用能力や指導力を高めたい。』
というお話がございました。
 最後に知事からは、
『本日のサミットでは、どういう人をつくるのかを考えようというのが目的で、どのようにつくるのかについてはこれから検討を深めたい。』
 また、
『ICT教育は活用能力の向上が大切である。導入にあたっては、「県域包括契約」を活用するなど、経済的効率的な方法を検討したい。整備を市町村だけに任せず、県も一緒に考えたい。』
などの総括をいただきました。
 以上です。」

○吉田教育長 「これらのことについて、何かご意見、ご質問はございませんか。」

○花山院委員 「意見ですが、奈良商工会議所と奈良県立奈良朱雀高等学校及び奈良県教育委員会の連携協力に関する協定は大変素晴らしいことだと思います。元々奈良商業高校、奈良工業高校であるので、ここで学んだことを奈良の地で活用してもらいたいし、それを生かしていくためにはどういったことができるのか、ということだと思います。ただ、これも大切ですが、私自身はこれに加えて、例えば、奈良高校などと連携することも面白いのではないかと思います。現実のところ、県内の企業経営者に奈良高校の卒業生が比較的多いと思います。奈良高校の生徒たちが商工会議所の会頭や副会頭のお話を聞くことによって、経営者的な観点から、奈良県で産業を引っ張っていっていることや、現実にそこで感じていることなどを奈良高校の生徒たちに語るということは、将来その中の生徒の何人かがそういう立場になっていくのではないかと思うので、有意義だと思います。奈良高校の生徒も聞いておそらく楽しいのではないかと思います。それがまた奈良県へのアイデンティティにもなるのではないかと思います。私は奈良高校の教員でしたので、奈良高校の生徒は奈良高校の卒業生への思いを大変もっていると思いますので、奈良朱雀高校の連携も素晴らしいのですが、そういう観点があっても良いのではないかと思います。」

○大西教育次長 「連携協力に関する協定について、新たな視点をいただいたと思いますので、学校教育課と相談をしながら、検討させていただこうと思います。」

○吉田教育長 「奈良高校はいつコミュニティスクールになる予定ですか。」

○大山人権・地域教育課長 「今、県立学校については、令和4年度末までで完了する予定ですが、いつ立ち上げるかは学校にお任せしておりますので、場合によってはそれより延びる可能性もあると考えております。」

○吉田教育長 「学校運営協議会の中でご意見が反映されるようにするのが良いと思います。協定がインターンシップを重視したものなので、運営協議会の中で、奈良高校の生徒に対してどういうゲストティーチャー的なものが必要か議論してもらえたらいいのではないかと思います。」

○花山院委員 「付け加えると、県庁職員にも奈良高校のOBが多いと思います。ですから、県として、そういうところで何か有機的につながりやすいのではないかなとも思います。」

○吉田教育長 「郡山高校では、かつてはキャリア教育の一環で、卒業生を招いていましたね。さまざまな職種の卒業生を招いて説明会を開いたり、といったことを行っていましたが、今はないのでしょうか。」

○大石学校教育課長 「把握しておりません。」

○吉田教育長 「どういうキャリア教育をしているのか情報提供をお願いします。」

○佐藤委員 「同じようなことを奈良情報商業高校でも行っていたと思います。奈良県経済産業協会と連携協定を結び、インターンシップの受入れを募集したら何十社か応募があったと聞いています。先日、私の会社では御所実業高校の生徒を有給インターンシップで受け入れました。」

○吉田教育長 「短期になると、お手伝いをするようなインターンシップになってしまうので、長期のインターンシップを推進していこうということで進めております。」

○佐藤委員 「それは長期の方がいいと思います。」

○森本委員 「トップアスリートによる体育教室について、来年度は講師を変えて同様に行うのですか。」

○栢木保健体育課長 「本事業については、企業版ふるさと納税を活用し、実施したものです。来年度、企業の協力があれば同様に開催したいと考えています。また、対象を広げるなどについて、知事部局 スポーツ振興課とも連携していきたいと思っています。」

○森本委員 「『第1回奈良県教育サミット』の中で、ICT活用教育について報告いただきましたが、全国順位で見る奈良県の整備状況が、芳しくないですね。現在、このことに全国的に力を入れている都道府県がたくさんあるようで、これから進めていこうという話も出てきたということですが、県の教育委員会が音頭を取って進めていっても市町村が進めてくれなかったらなにも動いていかないということになりますね。」

○吉田教育長 「まず、全県的に取り組んでいくということを今日、キックオフしています。」
                                                        
○深田教育研究所副所長 「奈良県のICTはこの資料のとおり現実では大変遅れております。それで、国の方が補正予算というような形で1人1台、児童生徒1人1台という方針を打ち出しております。それで本日、市町村の教育長を教育研究所に集めまして、まず吉田教育長から挨拶いただき、趣旨を説明し、その後、教育研究所の担当から奈良県として1人1台を進めていくのだという話をさせていただいたところです。それで、来年度にはそれぞれの市町村で計画を立てていただいて、それに取り組んでいくという方向で、今、進めているところです。」

○森本委員 「今日は市町村とも意思疎通していただいて、教育長の方から強い言葉で言っていただいて、そのような方向になっていくわけですね。」

○吉田教育長 「そうです。」

○森本委員 「先日、国の方で発表されていましたね。」

○吉田教育長 「国の予算ですね。まず、一点目はとにかく2022年度までは地方交付税措置をしているから2022年度までには3人に1人のパソコンは地財措置でしっかり対応すること。今回の補正ではなく。そういうことですね。」

○深田教育研究所副所長 「そうです。」

○吉田教育長 「それで、その3人に1人に対応するという前提で残りの3分の2に関しては上限4万5千円までは国が全部支出すると。それを県で取りまとめ、計画を立てないといけない。実施計画を市町村で立てていただく。とにかく今日、市町村の教育長に集まっていただいたのは、この計画に乗るか乗らないかの判断を教育長でしていただきたいという趣旨です。それで、遅くとも1月7日までには乗る、乗らないという回答を県にくださいと伝えています。おそらく、ほとんど乗っていただけそうです。これでネットワーク関係は来年度予算で8割が国費になります。2分の1補助と残りの5割のうちの6割を負担してもらえるので、2割が市町村負担になります。それから、パソコンは3分の2は全部国負担ということです。10年前にも同じような予算がありました。スクール・ニューディールです。当時、ここまでの説明会を実施しましたか。」

○大西教育次長 「当時、ここまで実施していませんでした。当時は、買取りということしかなく、ネットワークより機器を入れるということで、補正予算が出されていました。それもやはり地財措置の対応でした。その時、多くの学校に機器を購入して入れていただきましたが、使用されず埃をかぶってしまったというところもあったようです。ですから、今回はネットワークも含めた案を国が出してきたと思っています。ただ、当時はやはり市町村でかなり温度差があり、その際、当時の副所長などが市町村をいくつか回っていただきましたが、全市町村を今回のように集めて一斉に説明するということはなく徹底しきれなかった部分がありました。今回はその点は対応しているというように思っています。」
                      
○吉田教育長 「やはり、10年前の反省を国の方もしているので、とにかく、研修も含めて、配ったものに対してしっかり活用をさせようという強い姿勢がでています。ですから、県も活用促進のための研修などを行っていく必要があると思います。」
                   
○森本委員 「これはリースですか。」

○深田教育研究所副所長 「買取でもリースでもどちらでもできます。」

○花山院委員 「これはパソコンですか、それともタブレットですか。」

○深田教育研究所副所長 「キーボードがついたものです。」

○吉田教育長 「キーボード付きのパソコンを国は『文房具』と言っています。」

○花山院委員 「少し以前の子たちの方がパソコンが使えたと思います。それしかありませんでしたので。それが今は、ほとんどがタブレットになっているので、逆にタブレットは使えるけれどもパソコンは使えない。タブレットも進化して使いやすくなっていますので。ですから、こういう現状を理解してどのように活用していくのか、ということが大事だと思います。」

○吉田教育長 「今、Google for Educationといって、グーグルが教育のためのパソコンを出しています。」

○深田教育研究所副所長 「はい。Chromebook(クロームブック)といいます。」

○森本委員 「使い方ですね。タブレットで使う場合と今までのようにパソコンを使う場合とあると思いますが、日常的に家で使うのはタブレットの方でしょう。仕事の場合はパソコン使いますでしょう。」

○吉田教育長 「それはインターネットとかでタブレットとかスマホで見るというのはインターネットから情報を得るためにはできても、教員が教育用に使うといったときに、例えばレポート編集をさせる場合、グループで1つのレポートを作らせるときにワープロをそれぞれが打つというのは非効率だと思います。ですから、4、5人が入っていってレポートを作って、この子の意見に対して自分の意見を修正したりとか、そういうソフトが今あります。」

○花山院委員 「テレビで見ました。グループで行うものですね。」

○吉田教育長 「そうです。」

○森本委員 「これからはプログラムもやっていかなければならないのですね、小学校では。」

○吉田教育長 「プログラミング教育ですね。」

○森本委員 「そういったことも含めてですから、今までのようなことをしていたら奈良県の教育は遅れていくので、やはりご報告いただいたように、財政措置がついているものはきっちりと使っていかないといけないですね。」

○吉田教育長 「今は国は県を通して大量に発注することによってある程度予算を抑えられるという考え方です。今後進んでいくと思います。」

○森本委員 「よろしくお願いしておきます。」

○吉田教育長 「他にご意見、ご質問が無いようですので、その他報告事項について、原案どおり承認してよろしいか。」

     ※各委員一致で承認

○吉田教育長 「その他報告事項については承認いたします。」

○吉田教育長 「その他、連絡事項はございますか。」

○香河教職員課長 「大和郡山市立郡山南小学校において、2学期以降教諭4人が休暇を取得している件について報告いたします。県教育委員会と4人ひとりひとりと話し合いの場を持ったことは前回の定例教育委員会で報告させていただきました。4人のうち20歳代の女性教諭については、引き続き、大和郡山市教育委員会、学校、教職員との話し合いをする中で、自ら解決を目指す道を選択し、4人が人事委員会に提出していた措置要求を12月13日に1人取り下げ、今後はパワハラ等について追及していく考えはないとしています。また、同僚と保護者に対して謝罪も込めた自身の思いを文書にして伝えました。本人は職場復帰の意欲を示しており、教育研究所での実践的な実務研修を命じることとしました。
以上です。」

○吉田教育長 「十分話を聞くことですかね。」

○高本委員 「常に聞いてあげて欲しいと思います。」

○吉田教育長 「進展していきましたら、また報告してください。」


<非公開議案>
議決事項1
 懲戒処分について
(非公開にて審議)

○吉田教育長 「それでは、議案の審議が終了したと認められますので、委員のみなさまにお諮りします。本日の委員会を閉会することとしては、いかがでしょうか。」

     ※各委員一致で承認

○吉田教育長 「委員のみなさまの議決を得ましたので、これをもちまして、本日の委員会を閉会します。」

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