聖徳太子プロジェクト
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香芝市には、聖徳太子の築造とも伝えられる籏尾池があります。籏尾池は青く透き通った水を満々と湛え、そして周囲の緑豊かな自然環境と調和した、二上山を眺望できる絶好のロケーションにあります。平成24年度(2012年度)には、「二上山を眺望できる旗尾池湖畔」として、奈良県景観資産に登録されました。
また、近くには、太子のご遺体を斑鳩町から太子町(大阪府)まで運んだとされる「太子葬送の道」(磯長ルート)が通っており、今も生きた太子信仰が残っています。
籏尾池は聖徳太子の築造とも伝えられることから、農業用水として恩恵を受ける農家の方々は太子講を組織し、毎年のお初稲を法隆寺に施入されてきた伝統を受け継いでいます。また、4月23日には法隆寺から僧侶を招き、池の水神の祠で法要が行われます。
「太子葬送の道」(磯長ルート)では、毎年、聖徳太子の命日である2月22日に「太子道をたずねる集い」が行われ、参加者は約20kmの道のりを歩いて往時を偲びます。