聖徳太子プロジェクト
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葛城市にある當麻寺は、612年に聖徳太子の弟(麻呂子親王)が創建した万法蔵院を起源とする寺です。麻呂子親王の孫にあたる當麻国見が現在の場所に移しました。當麻寺には「當麻曼荼羅」をはじめ多くの寺宝があり、市の内外を問わず多くの人々が訪れます。
聖徳太子は小野妹子を遣隋使として派遣しましたが、その時に使われたとされるのが竹内街道です。この街道は飛鳥と難波を結ぶ最古の官道であり、613年に敷設されました。
當麻寺の中之坊太子殿には、「聖徳太子7才像」が祀られています。この像は、太子が7歳の時に経論を読まれたという言い伝えによるものであり、「御愛太子(おんあいたいし)」と呼ばれています。上半身が裸形であるため、衣装を着た状態で安置されているのが特徴です。最近では、2014年に期間限定で一般公開されました。