聖徳太子プロジェクト
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- 生駒郡 平群町
平群町にある信貴山は、聖徳太子が物部守屋を討伐する際に戦勝祈願をした山です。太子が祈願をしていると、毘沙門天が現れ必勝法を授けたといいます。その毘沙門天の総本山が信貴山朝護孫子寺です。そして、聖徳太子の建立と伝えられるのが、平群町役場の向かいにある長楽寺です。寺には、太子が腰をかけて戦略を練ったとされる「鑑石」(かんがみいし)があります。また、毎年4月に行われる「へぐり時代祭り」の時代行列には、平群町ゆかりの人物として、倭建命(やまとたけるのみこと)や松永弾正とともに、聖徳太子も登場します。
信貴山朝護孫子寺には、日本を代表する彫刻家北村西望(1884 - 1987年)の手による「聖徳太子御像」があります。また、平群町椿井にある町指定史跡「椿井井戸」には、『聖徳太子に仕えていた将軍平群神手が、椿の杖を突き立て戦勝祈願をすると、冷泉が湧き出した』という言い伝えが残されています。